湯たんぽを使うときは、低温火傷に注意してください!!
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私の魂の叫びを聞いて下さい。
3年くらい前の話です。
冬に寝るとき、足先がどうしても冷たくなりますよね。
特に私は体の末端がよく冷えるので、湯たんぽを重宝していた時期がありました。
湯たんぽって読んで字の如く、容器に湯を入れて使用するんですけど、いちいちお湯沸かすのって意外に面倒なんですよね。まぁ私の場合はお母様がやってくれてたんですけどね。
3年くらい前まで、冬場は湯たんぽを毎日足元に入れていました。
湯たんぽ最高〜とかアホ面引っさげて言っていたわけですが、ある日、私の湯たんぽライフは幕を閉じることになるのです。
低温火傷
朝、目覚めるとなんか足が痛い。痛いというより、じくじくする。
なんじゃ?と思って足首を見ると、ぷっくりとした水ぶくれができていました。
びっくりした私は思わず水ぶくれをつついてみました。はい普通に痛かったです。
痛いと言っても、我慢できないほどではない。まあ放っといたら治るやろ、と楽観的に考え、病院に行くこともなくその日を終えました。
その夜。
お母様に水ぶくれが見つかってしまいます。
「あんたどうしたんそれ!?」
驚くおかん。
「なんか朝起きたらできてた」
「見してみ!」
「ええって」
「ええから!」
剣幕に負け、しぶしぶ足を差し出す。
「低温火傷やな。私も昔なったわ」
「へー」
「お金渡すから、明日皮膚科行ってき」
「え!? いや明日は授業がゴニョゴニョ」
「行ってき」
「はい」
こんなやり取りがあり、不本意ながら皮膚科に行くことになりました。
なんで不本意かっていうと、病院が嫌いだからです。なんかほら……注射とか怖いし。
そしてその後、皮膚科で私は地獄を見るのです。
治療
近所の皮膚科で先生に診てもらいにきました。
私の足を見て「あ〜かわいそうに」といきなり哀れむ先生。
怖いからやめろやと思いつつ、診察を受け、その日は薬だけもらって帰りました。薬塗っても良くならなかったら、次回から治療するんでまた来て下さいとのことでした。
1週間くらい経ちましたが、薬を使ってもあまり良くならなかったので、再度皮膚科に行くことに。
そして診察。
「じゃあ今日は治療します」と先生。
看護師さんに促され、ベッドに寝転ぶ私。バスタオルを掛けてもらい待っていると先生が何やら治療器具のようなものを持って現れました。
「ちょっと痛いですよ」と言いつつ、銀色の……細長い……なんか先端が尖った器具を手に取る先生。
ちょっと待てそれで何する気だ?
一旦待ってお願い怖いやめて治らなくていいから帰らせてお金は払うんでやめてください助けて。
と、そんなことを言えるはずもなく、治療が始まりました
お察しの通り、件の銀色の器具で、私の低温火傷の跡をガリガ……
あああああああああああああ!!!
まじで思い出しただけで泣きそうになってきました。
詳細とか書きたくないんで簡潔に言うとクッソ痛かったです。
その時私もう多分成人してましたけど、普通に泣きましたからね。痛すぎて。
痛すぎて泣くってやばくない? まぁ号泣とかではないですよ、涙目くらいですけど、それでもやばくないですか、子供じゃないんだから
それから2回くらい同じ治療受けました。まじで死ぬかと思いました。ていうか「いっそ一思いに殺ってくれ」という気分でしたね。
んで、終診・経過観察ということになり、先生は「半年ほどで傷跡もなくなりますよ」と言ってくれたんですが……
あの……先生……
今でも傷跡残ってます。
だいぶ薄くはなりましたけど、足首のところにしっかりくっきり残ってます。
あんなに痛い思いしたのにもしかしてヤブ……
いや、野暮なことを言うのはやめましょう。
年々薄くなってきてはいるし、そのうち消えると信じています。別に残っても問題はないんですけど、死ぬほど痛い思いしたのでせっかくなら消えて欲しいです。
まとめ
以来、私は湯たんぽとかいう悪魔の器具は使っていません。治療が痛すぎて本気でトラウマになったので、二度と使うことはないと思います。
それでも使うっていう人は、カバーかけた上でタオルかなんか巻いといたほうがいいと思います。
私はきちんとカバー掛けてたのに低温火傷食らったんで、付属のカバーだけじゃ湯たんぽに殺られる恐れがあります。タオルも巻いて二重にでもしとけばまぁ大丈夫じゃないかなとは思います。
私と同じ目に合う人が少しでも減ってくれたらと思い、この記事を書きました。
治療が本気で痛いので低温火傷には十分気をつけて下さい。
では!