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低用量ピルを服用することのメリット・デメリット・副作用とは?

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こんにちは。

少し前に低用量ピルをもらうまでの流れを記事にさせて頂きました。

この記事では「低用量ピルを処方してもらうにはどうしたらいいのか」というようなことを書かせて頂きましたが、今回は「低用量ピルを服用することのメリットやデメリット」について書かせてもらいたいと思います。

低用量ピルとは

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低用量ピルは、主に避妊を目的として用いられる錠剤です。一般的には「経口避妊薬」と呼ばれます。

ピルに含まれる女性ホルモンの働きで、服用中は排卵が起こらない状態となり、妊娠を防ぐことができます。

 

コンドームよりも確実な避妊方法の一つとされており、正しく服用した場合の避妊率は「99.7%」になります。

しかし、飲み忘れを含めた一般的な服用における妊娠率は「8%」となっていることから、欠かさずに飲み続けることが重要なポイントになってきます。

 

では、低用量ピルのメリット・デメリットについて詳しく解説させて頂きます。

低用量ピルのメリット

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避妊率が高い

先述しましたが、低用量ピルの避妊率は「99.7%」と言われており、飲み忘れなく正しく服用をしていればほぼ確実に避妊をすることができます。

避妊手術に匹敵するほどの避妊率なので、「将来的には妊娠を希望しているが、今はまだしていない」という女性が主に服用されているようです。

生理周期が安定する

低用量ピルの服用を始めると、生理が決まった日にちに来るようになります。

21錠タイプのピルを服用している場合は21錠飲み終えた後の1週間以内、28錠タイプのピルを服用している場合は22日目から28日目の錠剤を服用している間に生理がきます。

生理周期が安定すると予定が立てやすくなりますし、これは嬉しい効果ですね。

生理痛・出血量が減る

低用量ピルに含まれているホルモンには、生理痛を緩和したり、出血の量を減らしたりする効果があります。

そのため生理痛の緩和が目的でピルを服用される方もいらっしゃるそうです。 

低用量ピルのデメリット

毎日飲み続けなければならない

低用量ピルは毎日決まった時間に服用をし続けなければならず、飲み忘れた場合、避妊効果が得られなくなる可能性があります。

また1ヶ月分で約3000円ほどが掛かるので、毎月の支出も増えます。

「飲み続けなければ避妊効果は得られない」というのは念頭に置いていてください。

副作用がある

お薬なので人によっては副作用が出ることもあります。

主な症状は吐き気、頭痛、胸の張りなどです。飲み続けることでたいていは治まるようですが、あまり酷い症状が出る場合は医師に相談の上、服用を続けるかどうかを決める必要があります。 

低用量ピルの注意点

性感染症を予防できるわけではない

ピルはあくまでも避妊のためのお薬なので、HIVなどの性感染症を予防できるわけではありません。

感染防止のためにはコンドームを使用する必要があります。

避妊をしているからといって、コンドームを使用しなくても良いということではないので気をつけてください。

タバコは吸わない方がいい

低用量ピルの服用中にタバコを吸うと、血栓症心筋梗塞脳卒中を引き起こす可能性が通常よりも高くなります。

35歳以上で1日15本以上タバコを吸う人は、これらのリスクが高くなると言われており、ピルの処方がしてもらえません。

上記に当てはまらない方でもピルを処方してもらえるかは医師の判断になりますので、タバコを日常的に吸っている方は、きちんとその旨を医師に相談してください。

おわりに

以上、今回はピルのメリット・デメリットについて主に書かせて頂きました。

ピルを処方してもらうのはそんなに難しいことではありませんが、副作用のことなども考えた上で服用するかどうかを決めてください。

心配なことがあれば産婦人科医に相談して頂くのが一番良いので、服用を希望されている場合はまず受診をされてみても良いと思います。

では今日はこれで。

since 2015.12.06