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未経験・資格なしで"医療事務"の仕事に就くことはできるのか【転職・就職】

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結論から言うと、未経験・資格なしでも医療事務の仕事に就くことは、もちろんできます。

私自身、未経験・資格なしで病院の受付として就職し、そろそろ1年が経とうとしています。

1年間働いた総まとめ的な意味合いも込めて、今回は医療事務の仕事に関して、仕事内容や面接、資格のことなどを書き綴ります。

仕事内容

仕事の内容は「総合病院」「診療所(クリニック)」のどちらに就職するかによって変わってきます。

総合病院

総合病院は、「受付」「レセプト管理」「カルテ管理」「電話交換」など、業務が細かく分かれているのが特徴です。私は「受付」を担当していますので、レセプトの請求やカルテ管理の仕事に関わることはまずありません。

受付の中でも「外来」「会計」「入院」など、細分化されていることが多いです。

 

私は「外来受付」を担当していますので、主な仕事は、患者対応と電話応対になってきます。

全ての病院がそうというわけではないですが、私のところは午後からは患者が少なくなってくるので、かなり暇になります。

事務仕事もあるのですがすぐに片付けてしまえる量なので、ぼーっとしているだけの時間がある時もしばしば。

配属部署によっては勤務終了時間まで忙しいところもあるみたいです。

診療所

対して診療所の方は、少人数で回すことになりますので、基本的に「総合病院」の方で挙げた全ての業務をこなさなくてはなりません。

小さいクリニックであれば、総合病院ほど仕事量は多くはないと思いますが、覚えなければならないことは多くなってきます。

その分暇な時間っていうのはあまりないかもしれません。暇な時間が苦痛な人は診療所の方が向いているかもしれませんね。

総合病院か診療所どちらがいい?

どちらを選ぶか悩ましい問題ではありますが、ご自身の好きな方を選べばいいと思います。

しかしそれだけだと身も蓋もないので、双方のメリット・デメリットを挙げさせてもらいます。

総合病院のメリット

残業が少ない
→基本的に外来の開始時間・終了時間が定まっていますので、残業はほとんどありません。ただ、病院や配属部署によっては残業があるところもあります。

業務が細分化しているため負担が少ない
→来院する患者は多いですが、業務自体は細かく分かれているので、一人一人の負担はあまり大きくありません。

総合病院のデメリット

正社員の募集が少ない
→正社員での募集というのはかなり少なく、狭き門になります。その代わり、派遣や契約での雇用枠が多くなってきます。

休日出勤があるかもしれない
→総合病院は基本的には、土日祝日は休みなのですが、病院や部署によっては土日祝でもヘルプで行かなければならないことがあります。

診療所のメリット

様々な業務を任せられるため、スキルアップに繋がる
→患者数が少ないので、対応や会計・レセプト業務など全てこなさなくてはなりません。医療事務の仕事を真剣にやりたいと思っている人にとっては良いことです。

正社員の雇用枠が多い
→求人を見ていると、診療所は正社員の雇用枠が必ずと言っていいほどあります。正社員でしたら昇給や賞与もありますし、長く勤めるつもりなら正社員での採用を目指す方が無難です。

診療所のデメリット

休みの日が不定
→診療所によって休日が変わってきます。土日も開いている診療所ですと、シフト制になりますので、休みの日が不定期になってしまいます。

まとめ

以上をまとめると、派遣・契約社員でも良いなら総合病院、正社員を目指したいなら診療所を選ぶといいかなと思います。

しかし総合病院でも少なからず正社員雇用枠はあります。なので結局は自分がどこで働きたいかってところになってきますね。

面接で聞かれること

まず志望動機。これは必ず聞かれます。

私は「市民の方の健康を支えている医療の仕事に興味がありなんたらかんたら」とか適当なこと言いましたが受かりました。

次に、何故その医院を選んだのか

これは「他の医院ではなく、何故この医院を選んだのか」ということをいかに上手く伝えられるかがポイントになってきます。

次に、医療事務という仕事にどのようなイメージを持っているか

これは自分の素直なイメージを言っておけば大丈夫です。「病院の仕事の中で非常に重要な役割を担っている仕事」とか言っておくといいかもしれません。

どこで面接を受けても聞かれそうなことはだいたいこの3点だと思います。

 

余談になりますが、私は歯科助手の面接も過去に受けたことがあります。

その際には「何故歯科医院を選びましたか?」と聞かれました。

総合病院ではなく、診療所でしたら「内科医院」「歯科医院」「整形外科医院」などのように、専門がありますよね。なので診療所を受ける際は「何故その診療科を選んだのか」というのも考えておいた方がいいです。

資格なしでも大丈夫?

医療事務の資格というのは民間の資格なので、取る必要性というのはありません。実際私も資格なしで働いています。

ですが、同じ病院内で働いている方の中には、資格を取っていらっしゃる方が結構おられます。

というのも、一応資格を取っておくことでメリットがあるからなんです。

その一つが給与が上がるという点です。

診療所だとあまりないかもしれませんが、総合病院の派遣・契約社員なんかだと、資格を持っていると給与が上がるということがあるみたいです。

もちろん全てがそうというわけではないので、確認が必要です。

 

あとは単純に資格を持っているということが採用面において有利に働くことがあります。

最終的な候補がお二人いたとして、資格を持っているのといないのとでは、持っている人が優先されるでしょう。

 

なので、医療事務資格は「なくても問題はないけれど、あった方が有利になる」くらいの認識でいいです。

医療事務の求人が多いサイト

では私が実際に使っていた転職サイトを紹介します。

 

とらばーゆ

女性向けの求人が多いサイトです。医療事務、歯科助手の求人が豊富に揃っています。私はこのサイトから今の病院に就職しました。

とらばーゆの詳細ページ

カイゴジョブ

介護の求人を主としたサイトですが、医療事務・介護事務の求人もあります。正社員での募集が多めです。

カイゴジョブの詳細ページ

リクナビNEXT

転職向けのサイトです。大手だけあって医療事務の求人もたくさんあります。歯科助手の求人は少なめでした。 

リクナビNEXTの詳細ページ

最後に

以上、医療事務に関する情報を書かせて頂きました。

未経験・資格なしというのは採用面で不利になることはほとんどありません。

なので医療事務の仕事に興味があるなら、まずは求人を見つけて応募してみましょう。医院によっては見学させてもらえたりするので、勉強にもなります。

では!

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